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取材



   

「あまから手帳」 2001年11月号に「オコゼ料理」の宿として紹介されました。

           あまから手帖11月号表紙                  オコゼの薄造り
オコゼの薄造り
東京遺産―保存から再生・活用へ
東京遺産―
保存から再生・活用へ
森まゆみ著 岩波新書
魚信が掲載された各誌

クロワッサン 「日本の宿スペシャル」の表紙 小宿遊び(あまから手帖)の本の写真 スローフードな宿の表紙の写真

(クロワッサン
2002年11月)

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(小宿あそび 
2002年9月)
スローフードな宿 
Eco Conscious
Japanese Inn
門上武司
株式会社 木楽社
2004年3月1日刊)
日本の町並み 尾道 日本の町並み 港町 週刊文春
日本の町並み
2005年5月26日
尾道
学習研究社
日本の町並み
2005年7月30日
港町
学習研究社
週刊文春
2005年11月3日
株式会社文藝春秋
東京遺産―
保存から再生・活用へ
森まゆみ著 岩波新書
尾道を映画で歩く
―映像と風景の場所論―
荒木正見編著
鈴木右文共著
中川書店
尾道学と映画
フィールドワーク
荒木正見編著
鈴木右文共著
中川書店
東京カレンダー
2004年1月 
(Wink
2003年12月)
(天上大風 
2003年7月号)
(タウンふくやま
2003年1月) 
(るるぶ
2002年7月号)
(「おとな」のいい旅
2003年春号)
自遊人
2003年11月号)

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(Hanako West 
2003年8月号)
(TRINITY
2003年7月号) 
(一個人
2000年7月号)
(クロワッサン
1999年10月
特別編集版 
器と旅の本)
(クロワッサン特大号
1999年3月10日)
(クロワッサン特大号
1996年10月10日 
日本百景)

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(オズマガジン春増刊号
1996年4月6日
スターツ出版(株)刊
(週刊日本の街道88
石見銀山街道
2004年2月10日
講談社刊
(ソトコト 
2003年5月号
(関西大人のウォーカー春号
次の週末出かけたくなる、
そんな場所を
見つけてきました。
(株)角川書店
2004年4月18日増刊号)
(中国・四国  週末別荘
女性が選んだ100の宿
中国・四国エリア9県の
別荘感覚で過ごせる海・
山の宿を厳選
タウン情報
西日本ネットワーク刊
2004年3月25日)
(日経WOMAN 
初夏、自転車とともに
旅に出よう。
瀬戸内しまなみ海道
仕事を楽しむ 
暮らしを楽しむ
「日経 ウーマン」
2004年 5月
日経ホーム出版社刊)

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(「走れ!ガリバーくん」の
おでかけブック
どーする、週末。
特別編関西テレビの、
あの人気番組
ガリバーくんが本になった!
2004年4月30日
ぴあMOOK関西刊)
(BRAVA!
(ブラーヴァ!no.02)
にっぽんの
海旅、海宿、
海ごはん。
[全国版]
海の恵みが心に響く宿
2004年 6月15日
日経WOMAN7月号別冊
日経ホーム出版社刊)
(Hanako West 
2004年8月号)
スローな夏のたびへ
2004年7月5日
マガジンハウス刊
Saita(咲いた)
2004年7月22日
株式会社芝パーク出版刊
西の旅
2005年春
(株)京阪神エルマガジン社
(メイプル 
2005年12月号)
2005年12月1日
さあ「美味しい旅」
に出かけよう!
株式会社集英社発行
(月刊シュシュ関西
2007年1月号)
毎月28日発売
私にごほうび!ゆら〜り旅
瀬戸内の情緒豊かな港町尾道へ
(株)角川クロスメディア発行
(週刊現代
2007年6月9日号)
2007年5月28日発売
瀬戸内紀行・初夏の巻き
株式会社講談社発行
 
(クロワッサン
2008年1月
クロワッサンが選んだ
日本の名宿)
(百楽
2008年5月号
春の海光る
尾道)
発行・株式会社ケイアイ

(駱駝らくだ
2008年4−5月号
日本の心に出会う
「国宝」を
見に行く旅)
発行小学館 http://e-rakuda.jp
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小宿遊び

はじめに 小宿あそび、七つ。

小宿――。
小さな和の宿。
客室の数が30に満たないような。
こぢんまりとした佇まいにあるのは、
どこか懐かしく、温かい和の心地。

小宿だからこそ。
懸命に心を尽くしてくれる
主が、女将が、居る。
自らの描く"もてなし"を、
設えに、味に、サービスに映した、
個性的な館が生まれる。

親しき人と。
団体旅行から、個人旅行へ。
そんな時代だからこそ、
小宿がいい。
東は信州、西は中・四国まで、
泊まって、食べて選んだ
美味しい小宿45軒。
見つけたのは、七つのあそび。

土地が、風土が教えてくれる
郷ならではの、味わい。

しっとりとした風情の中、
艶めいて過ごす一泊二日。

旬の幸を味わい尽くしに、
産地におもむく、愉しみ。

価格も、設えも、味も頃合い。
程のよさに和む、気楽な休日。

歳月が降り積もった館で、
興ずる、侘びの心。

異彩を放つ、アートな宿。
和のリゾートにある、新しい寛ぎ。

日本旅館の粋に身を委ね、
味わう、本物の贅。

一期一会。
七つのあそびが、
宿選びの一つのきっかけとなり、
この45軒が、皆様にとって、
いい出合いとなりますように。

(小宿あそび 序より引用)

あまから手帖小宿あそび


広島県 尾道 「料亭旅館 魚信」
港町、賑わい今は 昔となれど
いなせな数寄屋の旧き家

その座敷は、海に面して、正面と左手に大きく窓が開いており、半円に切られた粋な障子越しに、小さな舟が、のんびりと行き交うのが眺められる。

背の床柱は、杉の柾目が美しい。天井、欄間、欄干も見る人が見れば、さぞやと思われる意匠が凝らされている。

廊下に出れば、坪庭の向うには茶室が設けられており、桜や檜の朽木(しゃれぼく)の床柱や、北山杉の柱、御殿引き手と言われる豪奢な襖の引き手など、部屋毎に異なる表情が創られている。

「うちの親父なんか、『ここりゃあ、上等すぎていかりゃあせん』て、昔よく言うてたわ」

「わしらが親父のような遊びしよったら、会社潰すよ」。

今、この家を贔屓にする、尾道の社長さんらが、そんな風に口を揃える高級料亭は、尾道に3軒残っている。ここはその一つ。

「明治の27年頃の家の一部を、昭和20年代に立て替えたんですよ。その頃の尾道は景気がよぉてね。芸妓さんもおいかったんです。毎日がお祭のようで。私はほんの19か20歳だったけど、親戚のこの家を手伝いに来るのが楽しみだったわぁ」と女将の松林寿美恵さんが、ほんわりと笑う。

造船景気で沸き立った港町の料亭は、旦那衆や粋筋の姐さんたちの遊び場として、どんなにか賑わったことだろう。芸どころとして、大阪、尾道、下関と並び称されたあの頃を懐かしむように、女将さんは、数々あったという尾道ソングのひとつを、低く口ずさんだ。

瀬戸内の豊かさを知る

瀬戸内の魚なら、ピンピンの小魚もいいが、そろそり風が冷たくなる季節、白身好きにはたまらないヤツが海底で、その身をキュウッと締めている。オコゼだ。関西ではなかなか手が出ない高級魚だが、ここでなら・・・と、ちょいと奮発して、薄造りを特別 に頼んだ。

想像以上のデカさ。「今日のは特別大きいわねぇ」と、膳に運んでくれた仲居さんも驚いている。黒とグレーの斑になった大きな頭の周りを、魁偉な容貌とは裏腹の、限りなく透明に近い美しい身が飾って、大皿が一杯になっている。

その身は、硬すぎず柔かすぎず、適度な歯ごたえがあり、爽やかな甘味が旨い。ポン酢の酸味が優しいから、身のほのかな甘みが際立ってくる。

皮は湯引きにして肝を一緒に和えてある。皮のプリリとした食感に、肝がまらやかな甘みを添える。こいつを造りの合間に摘むと、すいっと手が酒に伸び、一口含めば、酒の甘みとの相乗効果で、口福感にしみじみとなる。

「オコゼは、この辺りの港には年中揚がるので、地元のお客さんは・・・」あまり喜ばないのだと、板長の越智 仁さん。それでも、「子を持っている夏を過ぎた、9月以降12月くらいまでは、一番旨いですからね」。会席の中に、酢の物代わりとして、さらりと供するのだという。瀬戸内の豊かさを思い知る。

会席に名残る港町の豪快

「変わらないねぇ」

そういって喜ぶ客が大勢いるから、料亭『魚信』の味は、昭和20年代の好景気に沸いた頃から、大きくは変えていないという。この家に6年いる板長の越智さんも、先代から、受け継いだ味を守っている。

たとえば、焼物として供された目板ガレイの源平焼き。カレイを丸ごと、4つに割った身の厚さ。ウニのオレンジと、おぼろ昆布の薄緑の2色の配色の鮮やかさ。何とも豪快だ。高級料亭の畏まったイメージなど何のその。人や物が頻繁に出入りする、港町らしい磊落さが、『魚信』らしさなのだろう。

「もう名物料理と言うてもいいね」と女将さんが言う、雲丹飯もそうだ。「大三島の方でいいのが採れる。」というウニを、たっぷりご飯の上にのせてある。海苔とウズラの卵があしらわれているところへ、ワサビと醤油を垂らしてザクザクかき回す。ウニの原型を残さないほどにかき混ぜれば、ご飯はすっかり橙に色付く。磯の香りのするご飯は、舌触りりなめらかで、この上なく甘く、豊かな旨みで口中がいっぱいになった。

この味に、満足そうに舌鼓を打つ古老の姿を想像する。いなせな部屋のたたずまいに、ほんによく似合う。

対岸の向島の灯りが映る、幻想的な夜の瀬戸内海。
浮舟、初音、松風、須磨・・・。部屋名は源氏物語から。
板塀、土壁、粋に小造りな門構え。玄関は尾道出身の大林宣彦監督の映画「あした」に登場する。
三味や小唄が聞こえてきそうな、いなせな雰囲気の部屋。時が止まってしまったかのような館は、トイレも洗面台も共同。これもまたオツ。
別注のオコゼの姿造り。肝と共に、ブリブリの身をいただけば、予想以上の力強い旨みに驚く。この大皿で2〜3人前。予約しておけば、プラス2000円でいただける。オコゼは、ほかに揚げ物や酢の物としても供される。
焼物として登場は、目板ガレイの源平焼き。ウニとおぼろ昆布をどっさりのせて。濃いめの味付けが酒を呼ぶ。
晩秋の前菜は、いが栗、菊花海老、粉吹銀杏、いちょう丸十、木ノ葉丸十、柿玉子、みかん玉子、むかご松葉刺し。
『魚信』名物の雲丹飯。ウズラの卵とウニを混ぜあわせていただく。強烈な磯の香りとウニの甘みが際立つ一品。
鯛信州巻そば米蒸し。プチプチと小気味よい食感が愉しい。

著者 団田芳子様のご紹介

プロフィール
だんだよしこ。1963年大阪生まれ。フリーライター。
編集プロダクション『ぺんらいと』主宰。旅行ペンクラブ会員。
最新刊として、『小宿あそび』(クリエテ関西刊)。
『あまから手帖』本誌にて町探訪記連載ほか、
雑誌・新聞等にエッセー、紀行文など執筆中。

「小宿あそび」[クリエテ関西・刊(рO6・6375・2330)/1381円+税]
関西の食マガジンとして、食べ物好きに定評のある月刊誌『あまから手帖』別冊バージョン。
1万円台の温泉宿、極上の湯宿、旬魚が旨い民宿など、味で選んだ小さなおいしい宿を45軒ご紹介。エリアは、信州から近畿・中・四国まで。目的・予算・旅の相手によって宿選びを楽しめる、旅好きに捧げる1冊。

(あまから手帖 小宿あそび 株式会社クリエテ関西刊 
泊まって食べて選んだ小さな和の宿
信州から近畿、中・四国まで 味づくしの45軒より引用)

あまから手帖のホームページへ)

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あまから手帖
撮影/藤澤 了  文/団田 芳子
尾道にて虎魚(おこぜ)

料亭旅館 魚信
しまなみ海道の玄関口で、
坂の町、文学の町、映画の町として知られ、
さらには、瀬戸内の豊かな魚介が揚がる、尾道。
かつて造船景気で賑わった港町の豪快を、
今に伝える料亭旅館で、
高級魚、オコゼを食す、ぜいたく。

港に佇む数寄屋の家

その座敷は、海に面して、正面と左手に大きく窓が開いており、半円に切られた粋な障子越しに、小さな舟が、のんびりと行き交うのが眺められた。

背の床柱は、杉の柾目が美しい。天井、欄間、欄干も見る人が見れば、さぞやと思われる意匠が凝らされている。廊下に出れば、坪庭の向うには茶室が設けられており、桜や檜の朽木(しゃれぼく)の床柱や、北山杉の柱、御殿引き手と言われる豪奢な襖の引き手など、部屋毎に異なる表情が創られている。

日本建築の何たるかをよく知らない者にも、よほどの趣味人の、洒脱な感性が生かされたもの見える。

造船景気の残り香

「うちの親父なんか、『ここりゃあ、上等すぎていかりゃあせん』て、昔よく言うてたわ」「わしらが親父のような遊びしよったら、会社潰すよ」。

今、この家を贔屓にする、尾道の社長さんらが、そんな風に口を揃える高級料亭は、尾道に3軒残っている。『料亭旅館 魚信』はその一つだ。

「明治の27年頃の家の一部を、昭和20年代に立て替えたんですよ。その頃の尾道は景気がよぉてね。芸妓さんもおいかったんです。毎日がお祭のようで。私はほんの19か20歳だったけど、親戚のこの家を手伝いに来るのが楽しみだったわぁ」と女将の松林寿美恵さんが、ほんわりと笑う。

造船景気で沸き立った港町の料亭は、旦那衆や粋筋の姐さんたちの遊び場として、どんなにか賑わったことだろう。芸どころとして、大阪、尾道、下関と並び称されたあの頃を懐かしむように、女将さんは、数々あったという尾道ソングのひとつを、低く口ずさんだ。

つわものどもが夢の跡。小さな数寄屋の家は、静かな町に、港町・尾道の活況の名残を今に伝えていた。

瀬戸内のオコゼを喰らう

瀬戸内の魚なら、ピンピンの小魚もいいが、白身好きにはこの季節、たまらないヤツが海底で、その身をキュウッと締めている。オコゼだ。関西ではなかなか手が出ない高級魚だが、ここでなら・・・と、ちょいと奮発して、薄造りを特別に頼んだ。

想像以上のデカさ。「今日のは特別大きいわねぇ」と、膳に運んでくれた仲居さんも驚いている。黒とグレーの斑になった大きな頭の周りを、魁偉な容貌とは裏腹の、限りなく透明に近い美しい身が飾って、大皿が一杯になっている。

その身は、硬すぎず柔かすぎず、適度な歯ごたえがあり、爽やかな甘味が旨い。ポン酢の酸味が優しいから、身のほのかな甘みが際立ってくる。

皮は湯引きにして肝を一緒に和えてある。皮のプリリとした食感に、肝がまらやかな甘みを添える。こいつを造りの合間に摘むと、すいっと手が酒に伸び、一口含めば、酒の甘みとの相乗効果で、口福感にしみじみとなる。

「オコゼは、この辺りの港には年中揚がるので、地元のお客さんは・・・」あまり喜ばないのだと、板長の越智 仁さん。それでも、「子を持っている夏を過ぎた、9月以降12月くらいまでは、一番旨いですからね」。会席の中に、酢の物代わりとして、さらりと供するのだという。瀬戸内の豊かさを思い知る。

 継承される魚信の味

「変わらないねぇ」。そういって喜ぶ客が大勢いるから、料亭魚信の味は、昭和20年代の好景気に沸いた頃から、大きくは変えていないという。この家に6年いる板長の越智さんも、先代から、受け継いだ味を守っている。

たとえば、焼物として供された目板ガレイの源平焼き。カレイを丸ごと、4つに割った身の厚さ。ウニのオレンジと、おぼろ昆布の薄緑の2色の配色の鮮やかさ。何とも豪快だ。高級料亭の畏まったイメージなど何のその。人や物が頻繁に出入りする、港町らしい磊落さが、魚信らしさなのだろう。

「もう名物料理と言うてもいいね」と女将さんが言う、雲丹飯もそう。「大三島の方でいいのが採れる。」というウニを、たっぷりご飯の上にのせてある。海苔とウズラの卵があしらわれているところへ、ワサビと醤油を垂らしてザクザクかき回す。ウニの原型を残さないほどにかき混ぜれば、ご飯はすっかり橙に色付く。磯の香りのするご飯は、舌ざわりなめらかで、この上なく甘く、豊かな甘みで口中がいっぱいになった。

この味に、満足そうに舌鼓を打つ古老の姿が、いなせな部屋のたたずまいに、ほんによく似合う。

「玄関」大林宣彦監督の映画「あした」の撮影に協力した。
「数寄屋造り」板塀、土壁に、粋に小造りな門構え。浮舟、初音、松風、須磨・・・。部屋名は源氏物語から。風流だ。バス・トイレは共同。
「部屋」石原裕次郎に、多岐川裕美、根岸季衣も泊まったことがあり、ニッスイの社長さんも遊んだという部屋は、三味や小唄が聞こえてきそうな、いなせな雰囲気。このほかにも玄関横の洋間、ダブルベットがあったという部屋、能舞台が設けられた広間など、今は使っていない部屋もいいんやけどなぁ。
「オコゼ薄造り」この日、特別に姿造りにしてくれたオコゼはこれで2〜3人前。肝と共に、ブリブリの身をいただく。力強い旨みに陶然となった。自家製ポン酢がええ味わい。ひとりプラス2000円で予約時にオーダーを。オコゼは竜田揚げにして揚げ物でも登場した。
「雲丹飯」魚信名物の雲丹飯。深鉢にご飯、ウニ、ウズラの卵、海苔。醤油をかけてしっかりと混ぜ合わせていただく。強烈な磯の香りとウニの甘みが際立っていた。
「晩秋の前菜」華やかな秋の前菜は、いが栗、菊花海老、粉吹銀杏、いちょう丸十、柿玉子、みかん玉子、むかご松葉刺し。
「源平焼き」目板ガレイ源平焼きは焼物にて。ウニとおぼろ昆布がどっさりのせられた姿がダイナミック。酒を呼ぶ濃厚な味わいだ。
「蒸し物」鯛信州巻そば米蒸し。「瀬戸内会席」は先付から果物まで11品が供される。

(あまから手帖2001年11月号 株式会社クリエテ関西刊
晩秋の美味を求めて 旬魚の宿
団田芳子さん文から引用
著者 団田芳子様のご紹介

プロフィール
だんだよしこ。1963年大阪生まれ。フリーライター。
編集プロダクション『ぺんらいと』主宰。旅行ペンクラブ会員。
最新刊として、『小宿あそび』(クリエテ関西刊)。
『あまから手帖』本誌にて町探訪記連載ほか、
雑誌・新聞等にエッセー、紀行文など執筆中。

「小宿あそび」[クリエテ関西・刊(рO6・6375・2330)/1381円+税]
関西の食マガジンとして、食べ物好きに定評のある月刊誌『あまから手帖』別冊バージョン。
1万円台の温泉宿、極上の湯宿、旬魚が旨い民宿など、味で選んだ小さなおいしい宿を45軒ご紹介。エリアは、信州から近畿・中・四国まで。目的・予算・旅の相手によって宿選びを楽しめる、旅好きに捧げる1冊。

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尾道ソング


をのみち小唄

わたしゃ尾道波止場の生まれヨ
出船入船見てくらすヨ
エンヤラホギッチャラホエンヤラホ

東や大阪西や下関ヨ
中の尾道良い港ヨ
エンヤラホギッチャラホエンヤラホ

又も出て来る尾道なまりヨ
そうじゃありゃんせんよごじゃんすヨ
エンヤラホギッチャラホエンヤラホ
                                  
尾道ばやし

尾道みなとはおしゃれな港
ネオンのかんざし夜もすがら
とこよいとこ尾道ァ素敵!
あのひとうんと言やなお素敵!

七いろ七重に心を染めて
新地にァ冬場も花が咲く
とこよいとこ尾道ァ素敵!
あのひとうんと言やなお素敵!
ソトコト
スローフードな宿


文 門上武司 写真 鈴木誠一
尾道坂道
食いしん坊の宿
[割烹旅館 魚信(うおのぶ)]

尾道水道を望み旦那気分

春の瀬戸内である。向かうは尾道、坂道の町だ。大林宣彦監督の『転校生』や『ふたり』などの作品で有名な町でもある。映画で町の様子を何度も観ているので、出かける前からすっかり懐かしい感じがする。これはデジャブとは違った感覚で、思いが募るというもの。カメラマンの鈴木誠一さんとは京都で落ち合い、名神高速道路、中国自動車道、山陽道を経由し、尾道へとクルマを走らせる。いつもならどこかで昼食をということになるのだが、今回2人の頭には尾道に早めに到着し尾道ラーメンを食べるというイメージがすでに出来上がっていた。何軒か候補はめぼしが付いている。

旅の楽しみは、どんな宿に宿泊し、そこでは土地の食材をいかに料理してくれるかが最大だが、途中でなにを食べるかも大きな要素である。だから自然と宿だけでなく、周辺もしくは道中の情報を熱心に調べることになる。尾道ラーメンの特徴は縮れ麺である。できれば宿に近いところがいい。宿と同じ町内に人気店がある。インターを降りて、少し走ると尾道市内にたどり着く。目指す宿は海沿いの一軒家。確かに坂道は目立つが、それを横目で眺めながら走る。お目当てのラーメン屋が見つかった。「朱華園」である。午後2時は過ぎていたが、店内には結構客がいる。ラーメンと餃子を注文する。まずはラーメン。スープはかなり濃厚だが、それにもましてスープの浮き身がなんと脂肪の塊なのだ。背脂のようにとろとろではない。しっかり歯ごたえのある脂。まずは、麺を食べてからスープを飲む。麺はやや太目のもっちりした手打ちだ。スープの絡み具合も申し分ない。そしてその脂肪を食べる。食感はぐにょりとしているのだが予想よりさっぱりしている。さっぱりといってもあくまで予想よりということだ。しかし、その脂肪からにじみ出る甘みがいいね。ここまでやってくれると、従わざるをえない。だが、後日聞いたところでは、麺を食べ終わったところで、それに酢をかけて食べる人もいるということだ。その食し方なら、また違った印象であろう。

チェックインは午後4時からなので、海沿いの道を走る。かつて栄えた港町の風情が、ところどころに感じられる風景である。しばらく走った後『魚信』に到着だ。尾道水道沿いの道路に面した宿。入口に吊るされた2つの提灯がなんとも歴史を思わせる。建物は相当古そうだ。女将の松林寿美恵さんの案内に従って部屋に進む。途中で茶室が目に入る。そこには中庭もついている。部屋は尾道水道を望むところだが、入口に4畳ばかりの待合の間がある。これは、どうやら食事をしながら、芸者などの歌舞音曲を愉しむ部屋にちがいない。

「昔、尾道が漁港として栄えた時代には毎夜漁師さんたちが芸者をあげて遊んでいらっしゃったと聞いています。この横に小さな船乗り場があるんですが、尾道出身の評論家・藤原弘達さんが小さい頃、船に乗って遊んで、夕方帰ろうとすると、この旅館の部屋に灯りがついて着物を着た女の人がたくさん集まってくるのを見て凄いなと思った、とおっしゃっていました。」と昭和20年代後半の盛況振りを話してくれた。創業は明治中期で、建物は数寄屋造り、今の建物は、昭和20年前半に建て直されたものだとか。そんな話を聞いていると、なんだかこっちも旦那になったような気分である。とはいえ、男2人ののんびり旅だ。ゆっくりやることにしよう。

部屋で荷物を解き、すこし館内探検である。入口の横の応接室には昭和22年の料金表が残っていた。一等八五圓・二等八〇圓・三等七〇圓と書かれ、横には英文字がちゃんと記されていた。これを見ただけでもこの旅館の格式や、当時の尾道の盛況振りが分かるというものだ。1階の大広間は、藤原弘達さんが興奮した部屋であり、2階は障子が美しい部屋が残っていたりする。このように館内を歩き、幾つもの発見が可能というのも興味深い。茶室も、時折利用されるとのこと。探索を終え、部屋に戻る。こんどは尾道水道に面した窓際で夕日が沈んでゆくのを眺めながら、ぼぅっとする。また、窓にはまったガラスが年代物で、やや波打っているのがまたいいんですな。これを見ているだけでも気分が旦那からスローフードな旅人に変わってしまう。

やっぱり食いしん坊の夕食

ひと風呂浴びてから夕食とも考えたが、食べ終りあとは眠るだけというタイミングで心おきなく入ることにした。鈴木カメラマンは、早速ライティングの準備にかかる。「この旅は愉しみですよ。もうなにを食べるかワクワクしてきますね。」とセットを組みながら笑顔である。いや、鈴木カメラマンだけではありません。僕もまったく同感。今宵は瀬戸内の幸がどんな形で登場するのだろう。
だから、どのような料理がでるのか質問することをしなかった。

女将さんが、八寸を運んできた。細長い皿には、アンコウの肝、鯛の芽の木の芽寿司、空豆等、小さい器に入った白和えにはゼンマイと春を感じさせる食材が美しく並んでいる。白和えはやや甘味が勝っているが、その淡い味わいにゼンマイのほろ苦さがポイントとなり、これひとつで季節を知るのだ。「アコウは撮れたときにしかお出しできないのですが、今日はいいのが入りました」と、アコウの薄造りが出た。スダチを軽く搾って食べる。白身とはいえ、舌を包み込むような濃厚な味が特徴だ。皮目もこりこりとして頗るつきの旨さだ。よくぞ僕たちのために揚がってくれた、と拍手を送りたくなる感動の味である。そこから造りに進む。イカ、鯛、しまあじ。鯛はほのかな甘味が口のなかに広がりをみせるが、しまあじの脂の乗り具合には醤油も弾かんばかりで、強烈な印象を受けた。蒸しものは、うぐいす饅頭だ。空豆と海老をすりつぶし饅頭のように仕上げてゆく。青っぽい豆の味に海老の甘味がプラスされる。

次は炊き合わせ。これまた旬の竹の子に若芽が入る。そこに里芋やつくねが加わり、山の幸の登場である。竹の子の食感が、コースにアクセントを与えるのだった。こういった料理の挟み方によって、食べる側の思いは随分違ってくるのだ。焼き物はメバルの二色焼き。メバルの身を、田楽味噌と甘酒風味の味噌、2つの味噌を付け焼き上げる。それぞれ異なる甘さ、風味、旨みによって同じメバルに変化を持たせた。顔と骨はカリッと香ばしく唐揚げされ、それをパリパリ齧りながら、清酒がいけるというものだ。やや骨っぽいが顔の部分の香ばしさは堪らないぞ。天ぷらはクルマ海老、キス、タラノメ、ししとう等。ゴマ塩で食する。じつはタラノメが大好物で、この季節これが入っているとうれしくなってしまうのだ。そして締めのごはんである。これが何とウニごはんが現れた。見るからに旨そうだ。ノリに囲まれたウニの輝き。真ん中の卵黄。なんだかかき混ぜるのが惜しいようなレイアウトだが、一気に混ぜ食べる。ノリの香りに続くウニの濃厚な味わい。「いやあ、これで止めをさされました」とは鈴木カメラマンの言である。

献立を振り返ってみると、通常の懐石料理である。だが、印象は大きく違うのだ。やはり魚介類のインパクトが強いのであろう。海の幸を満喫したというイメージが強く残っている。鈴木カメラマンではないが、締めの「ウニごはん」にはやられたなあ。あとは、風呂に入って眠るのみ。しっかり風呂に浸かり身体を芯から温め、布団に潜り込む。気が付くと朝日であった。いつものように熟睡である。

たった4室のもてなし

陽光が部屋に差し込む。目を醒ますと、海は煌き、鳥が空を舞う。引き潮の関係か、昨夜とは尾道水道の風景が違って見える。

朝ごはんである。アジの干物に卵焼き、味噌汁、ゴリの佃煮などシンプルな献立だが、これが結構有り難いのだ。何せ腹一杯食べて眠るだけなので、消費が追いついていない。そんあ胃袋にこの献立は優しい(とはいっても、お膳に料理が並べばすっかり食べてしまうのだ・・・。

部屋は10室以上あるのだが、宿泊は4室のみ。「お泊りになるお客さんを大切にしたいのです。部屋数だけ泊まっていただくとどうしてもお待たせしたりすることもあるので、今のところは4組だけにさせてもらっています。」との説明である。その思いが十二分に伝わってくる宿だ。朝ごはんを済ませ帰途につくことにした。もういちど尾道の町を走る。坂道を上り眺望を愉しむという選択もあったのだが、ここはやはり珈琲屋を選んでしまった。線路沿いの画廊喫茶であったが、珈琲豆を東京から送ってもらっているという。深煎り豆が醸し出す珈琲は香りもキチンとたって、美味なる味わいである。町を去る最後の珈琲が旨いと幸せな気分となる。珈琲は、途中や周辺の旨いものと同じくらい、旅には重要なファクターである。

地球と人をながもちさせるエコ・マガジン
ソトコト 2003年5月号
 ソトコトのホームページへ
著者 門上 武司様のご紹介
KADOKAMI TAKESHI
1952年大阪生まれ
大阪外国語大学露西亜学科中途退学
在学中からSP関連のプラニング業に携わる一方、食分野での執筆・プロデュースでも頭角を現す。99年からは地元・関西の食雑誌「あまから手帖」(クリエテ関西刊)の編集顧問を務めるなど、料理ジャーナリストとしては他の追随を許さない存在。「dantyu」「料理天国」など、多紙誌での、執筆、テレビ番組出演も数多い。
著書 「大阪の仕事人1」 風塵社
    「京料理、おあがりやす」 廣済堂 

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一個人



広島県尾道
坂の町、瀬戸内海の町
(文 Nakatani Maki様)


尾道駅裏手から坂道を上り、土堂小学校を抜けて、高台に立つ。そこからは尾道の町並み、尾道水道、向島、そして昨年開通した尾道大橋が一望できる。瀬戸内海に浮かぶ向島の造船所のカーン、カーンという音だけが、こちら側の山にこだまして鳴り響く、静かな小都市だ。

戦災に遭うことのなかったこの町は、狭い坂道に沿って古い町並みが古寺とともに未だに残っている。二人並んで歩くのも困難な道で、配達のバイクや土地の人々は、「すみません」といって旅人の我々に道を譲る。この土地を愛する姿勢が、旅人を尾道に呼び寄せてやまないのかもしれない。

しかし、古い町並みを愛し、不便な坂道を厭わないこの土地の人々にも、高齢化の波は襲いつつある。足腰が弱くなったり、亡くなったりして、住む人のいなくなった家が廃墟と化したり、取り壊されたりして、坂道の町・尾道はその形を変えようとしているようだ。

一方で、尾道駅周辺の開発がすすみ、新しいショッピングセンターやマンションが次々と建てられている。そんな最近の尾道を憂う人は実に多い。地方都市の御多分に漏れず、保存と開発の狭間で、この町はいま闘っているのかもしれない。

大林宣彦監督の一連の映画で描かれた、日本人の故郷の原風景のような尾道を失いたくない、と思うのは旅人のわがままだろうか。

(写真)
尾道は坂の町だ。ここに住む人たちは、幼い頃から毎日、坂を上ったり下りたりする。ここに住み続け、年を重ね、坂の上り下りは続く。

尾道と向島の間に横たわる尾道水道。毎日、フェリーに乗って通学する女の子たち。
家々の間から覗く瀬戸内の海は、一段ごとにその表情を代える。

いま来た道なのに、振り返ると別の顔をしているのはなぜ。

話しかけると、猫はどこまでも坂道をついてきた。

坂道や映画のロケ地ばかりが尾道の見どころではない。歩を休め、目をこらすとまったく別のシュールな空間が浮かびあがってくる。

この土地は、ふだんだったら見向きもしないようなものに、ふと何かを感じさせる、そんな不思議な力が宿っているようだ。

宿のご案内


料亭旅館魚信(うおのぶ)

尾道水道沿いに建つ数寄屋造りの料亭旅館。窓を開けるとそこはまさに瀬戸内海、波や船の行き交う音を聞きながらの懐石料理は格別。もともと料亭から始まった宿だけに、料理には隅々まで気配りが行き届いている。瀬戸の夕凪のようにゆったりとした時間が流れる。

春の懐石(10品)瀬戸内の海の幸をふんだんに使う。高級珍魚あこうの煮付けはこの季節しか味わえない絶品。
刺身(あこう・鮃・烏賊)、油物(オコゼ唐揚げ)、酢物(渡り蟹)、御飯(雲丹飯)他。
魚信 尾道市久保2−27−6 0848・37・4175 
1泊2食15000円〜25000円(税別) 
昼膳5000円

一個人私の時間を愉しむ実用情報誌
特集ほっとする町並み、やど、食べ処
谷中、川越、近江八幡、飛弾高山、宿根木、尾道、柳川・・・20選
2000年7月号NO.2

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クロワッサン




(クロワッサン25年の歴史が選んだ 「日本の宿スペシャル」
株式会社マガジンハウス刊
旅に出よう!日本の宿203軒総特集
完全保存版 日本全国203軒の宿
全宿宿泊データつき
最高級のもてなし、憧れの宿
個性豊かな海辺のリゾート
素朴で温かなもてなしの宿
海の幸を求めて、魚の旨い宿
料理に感動!おいしい宿
尊敬すべき「昔の宿」
いつか、必ず、旅に出るときのためにに記事として紹介されました。)
クロワッサン



(株式会社マガジンハウス刊
クロワッサン特別編集版1999年10月5日
器と旅の本に記事として紹介されました。)
クロワッサン



(株式会社マガジンハウス刊
クロワッサン特大号1996年10月10日
全国100の美しい風景と味案内
旅の達人が選びぬいたクロワッサン版
日本百景に記事として紹介されました。)
週刊日本の街道88
石見銀山街道

石見銀山街道の名宿・名店
瀬戸内海の海の幸が並ぶ尾道の料亭や老舗旅館、港町温泉津の湯治宿、素朴で温もりのある石見焼など、石見銀山街道の歴史と文化から生まれた名宿・名店を紹介する。



(週刊日本の街道88
石見銀山街道
尾道から温泉津へ
瀬戸内を望む坂の町、尾道から
”宝の山”石見銀山に向かう道
尾道――三次――三瓶山――石見銀山――温泉津
2004年2月10日
株式会社講談社刊に記事として紹介されました)
旬の海の幸を堪能!
夏こそシーフードの季節。
輝く夏の海沿いで旬の魚を食す。
そんな極上の美味の宿へとご案内します。
写真/國米恒吉 取材・文/寺下光彦


(Hanko WEST 2003年8月号
こんなに安くて贅沢!にっぽんの夏
関西発夏の旅 関西からいかに安く行くか? 情報付き
大自然究極の癒し旅
今すぐ行きたい近場の美食宿に記事として紹介されました)

(天上大風 2003年7月号
自然体の行き方、暮らし方
てん・じょう・たい・ふう
古きよき日本再発見!
小津安二郎
生誕百年記念
特別号
特集 小津安二郎の散歩道
小津の愛した食べ処、
散歩道コースご案内
鎌倉、東京、松阪・伊勢、
尾道・鞆の浦に記事として紹介されました。)
 
(TRINITY 2003年7月
さぁ、ヒーリング旅行に行きましょう!
心底つかれたあなたを救う!
夏に行きたい
癒しの旅
私回帰の旅を彩るおすすめの宿、生まれたての私に戻る旅に出かけて!
旅支度から運命が変わる
潤いを求めて
リーズナブル & 贅沢な休日
もっと旅を知り尽くす!
オススメ宿 & 豆知識に記事として紹介されました。)
この時期行きたい!いつかは行きたい!
一度は泊まりたい
完全保存版憧れの宿
和める和空間で癒し時間を。
数寄屋造りの料亭旅館。



(2003年12月
Wink福山・備後  発行所 株式会社 アスコン
一度は行きたい憧れの宿に記事として紹介されました。)

(タウン情報 ふくやま 2003年1月
和の集大成
和ショップ紹介50に記事として紹介されました。)


(おとなのいい旅 2003年春号
海辺で新鮮な海の幸・・・心と体、健やかに
春旬いきいきグルメ旅に記事として紹介されました。)

(広島宮島岩国 ’02〜’03 るるぶ 中国4 るるぶ情報版
呉・西条・竹原・帝釈峡・三段峡
柳井・福山・尾道・しまなみ海道
JTB刊に記事として紹介されました。)


(オズマガジン春増刊号
スターツ出版(株)刊
1996年4月6日

取材・構成・文
篠原康子様に記事として紹介されました。)
波光が映し出す繊細な島影の舞踏
しまなみ海道 初冬のシネマ
しまなみ逍遥――蜜柑色の陽射しの微熱に包まれて
"しまなみ海道"の出発点となる尾道は、古寺が点在する趣深い土地。尾道水道の彼方に初冬の日が沈んでいく
尾道水道の凪の刻、物語はゆったりとたゆたう


(東京カレンダー2004年1月号
取材・文/編集部TOKYO CALENDAR
株式会社アクセス・パブリッシング刊
きっとこの街が好きになる 東京カレンダーのホームページへ
温もりのある場所で、寄り添うように過ごしませんかに記事として紹介されました)

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魚信の応接間で撮影前の剣幸さんと松林テレビ

朝日放送 テレビ朝日系列全国27局同時ネット放送『朝だ!生です 旅サラダ』のテレビ番組に魚信が登場しました。

  • 放送日時  1月17日(土)  朝8:00〜9:30
  • 司会 神田正輝さん 田中さん 向井さん 竹内さん
  • ゲスト 剣 幸(つるぎ みゆき)さんがゲストで
    『尾道・しまなみ海道の旅』のコーナーの一場面
    で登場しました。
  • 見晴らしの良い魚信の3階『初音』のお部屋で
    オコゼの薄造りもコースに含まれる『魚信御膳』
    をお出しました。女将の松林寿美恵がお料理の
    ご説明を致しました。写真は、撮影当日のスナップです。
  • 左が剣さん右が松林です。 
ゲストの旅

(尾道・しまなみ海道の旅 剣 幸(つるぎみゆき)さん)

朝だ!生です旅サラダ


(続いて向かったのはこちら魚信さん。この建物はもともと明治時代に建てられた。
今も当時の雰囲気が残されています。
今回は尾道水道を見晴らすこちらのお部屋で頂く事にしました。
メニューは旬の素材を使った会席料理です。)

ゲストの剣さん 
なんていいお部屋なんだろう。

>>オコゼの薄造りなんです。

こんなお魚ですよね。オコゼって。

>>ぶさいくなお魚なんですけど、おいしいんです。

ぷりぷりしていますね。

>>今が旬なんです。この辺で取れる。

今旬ですか。きれいな身ですね。

(こちらは小鯛のかぶら蒸し。体が暖まりますね。小さな鯛が入っています。)

ふっ。おいしい。お汁の味が凄くしっかりしているのですが淡白な味に凄く
よく絡んでいて。

>>ええ。昆布を下に敷いて、小鯛の淡白なそれと良くマッチしたいい味出ている
と思います。

(瀬戸内の旬の幸が、続きます。こちらオコゼの竜田揚げ。
惟を柚子塩につけて頂きます。)

おいしい。外が揚がったパリッとしていながら、中の触感は白い身がふわふわですね。

(お料理は更に吸い物からデザートまで続いてこれで,10000円。
あの眺めを見ながら本当にいいですね。)

この景色凄いですよね。なかなかこんな所無いですよね。
                                                 
\

(2004年1月17日放映より引用)
朝日放送 テレビ朝日系列全国27局同時ネット
放送『朝だ!生です 旅サラダ』のテレビ番組に
魚信が登場しました。


*料亭旅館 魚信
Tel:0848−37−4175 尾道市久保2−27−6
→数奇屋造りの尾道を代表する料亭旅館。尾道水道を観ながらおこぜ料理など、
尾道の旬の料理を味わうことができる。

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広島ホームテレビの「ひろしま菜’S」の放映が平成17年7月26日(火)午後7時からありました。
写真は撮影風景で左からセイン・カミュさん、ゆりんさん、女将の松林です。
セイン・カミュとゆりんと松林

美味しい日本・旅の誘い〜極上の小京都


4月11日(日)午前11時30分〜KB京都テレビ4月12日(月)スカイパーフェェクトTV!Foodies TVで「美味しい日本・旅の誘い〜極上の小京都」の番組の中で魚信が放映されました。
レポーターは「正木さんのお天気」コーナーでおなじみの気象予報士の正木明さんでした。「初音」のお部屋での撮影です。
 正木明さんの写真
  (レポーターの正木さん)
美味しい日本・旅の誘い〜極上の小京都
ここ魚信は海の見える料亭旅館としてはもちろん能舞台のついた大広間など数寄屋造りの贅を尽くしたお部屋が旅の疲れを癒してくれます。ここで正木さんがいただくのは瀬戸内海の新鮮なお魚を主体としたおすすめ会席料理。


わぁっ海だ。なんかこう屋形船に乗っているような。
では早速お料理を出していただいているのですが。
これはお造りですね。

>>鯛のお刺身。かんぱち。さよりの木の葉造りです。

そしてその上に桜の花びらがのってますね。実は昼間に千光寺公園のほうに行って桜を見て来たんですが、そういう季節になりましたね。では早速この鯛を。
うーん。鯛ってあっさり目のお味ですが、結構ですね。

>>魚の王様ですからね。


かんぱち。これもうプリプリですね。新鮮な魚の旨味が、もう最高です。




さて続いてのお料理は。

>>オコゼの薄造りです。

オコゼの薄造りは初めていただきます。見た目より歯ごたえがあります。この肝はどんなお味で何でしょうね。実は僕はお酒は余りいただかないんですが、これとでしたら、いただけそうです。

続いてのお料理。これは唐揚げ?

>>オコゼの竜田揚げです。

うん。この香ばしさは竜田揚げならではの、これはもう尾道の味の一つなんでしょうね。

尾道といえば映画の町とよく言われますが、女将さんは何故だと思いますか?

>>風情があるからではないでしょうか。
   絵になる町おのみち!

海を見ながら数寄屋造りの建物の中でいただくということは尾道ならではですよね。



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広島ホームテレビの「驚き桃の木ナオキの樹」の撮影がありました。
放送は9月25日午前11時10分。

                     ナオキさん
                     (写真中央ナオキこと中島尚樹さん)

JR旅宣言広島TVテレビ宣言5月28日放映



5月28日に広島テレビの番組「テレビ宣言」の
JR旅宣言というコーナーで魚信が放映されました。
駅プランの食事の撮影がありました。
レポーターは寺沢知佳子さん。(写真右)
写真は撮影風景です。

広島テレビ「テレビ宣言」撮影風景 寺沢レポーター


JRの「駅プラン」


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ひろしま満点ママ!テレビ新広島12月12日放映


満点レジャー

冬の尾道グルメ旅
歴史を語る料亭旅館


今回ここ尾道でご紹介するお宿は明治時代の建物を改築した数寄屋造りの料亭旅館魚信さんです。とっても雰囲気が素敵ですよね。しかもこちらは映画「ふたり」で主人公の石田ひかりさんの親友の実家として登場している旅館なんです。檜の床柱など銘木をふんだんに使い天井や細部にまで趣向を凝らしている純和風の気品ある老舗旅館なんです。そしてこのお部屋の窓からは尾道水道を行き交うお船など眺めることができます。

本当にお料理が素晴らしいですよね。
>有難うございます。

一つ一つのお料理に本当に時間と愛情をかけているというのが、見ているだけで伝わってきますものね。

>そうですか。調理場が割りとこだわってくれるものでね。調理長がかなり力を入れてやってくれています。

盛り付けにしても季節を感じられたりね。思わすため息から始まりますよね。ずっと気になっているのがこちらの・・・。
>オコゼの薄造りですね。

ええっ、これ、オコゼの薄造り。珍しいですよね。
>尾道では今随分出ていると思います。

そうですか。フグほどは食感はないですが、柔らかみの強い、でも食べている間にだんだん味がわかってくるという・・・。ほかにも何かありますか。オコゼのほかには?
>オコゼの唐揚げ。

これ?これまたおいしんですよ。
>いい音してますよ。

うーん。香ばしい。女将さんおいしい料理はたくさんありますがこれを食べてみたらというものはありますか。
>雲丹御飯。召し上がってみてください。

これ。雲丹御飯。雲丹がたくさんのっている。わぁおいしそう。
>よく混ぜて。お醤油が下にありますから、かかっています。

なんだか雲丹が・・・。
>お客さん皆さんおいしいと言ってくれます。

おいしい。
>雲丹の香りがして。

おいしい。
今はなかなか食べられない食材もここではいただけますよね。ここでは、オコゼにしても。
>でもオコゼは海のものですから、いる時といない時があります。

運ですよね。食べられるかは。
でもこの景色を眺めながらこのお料理をいただく、本当に究極の贅沢ですよね。
>尾道水道を眺めながらね。

いやぁー本当に幸せな時間を過ごせました。有難うございました。
>どうぞごゆっくり。

町の喧騒を忘れ本当にくつろぐことができるお宿、尾道に来たという旅情を一層かき立ててくれるそんなお宿でした。皆さんも是非立ち寄ってみてください。

(レポーター森本久美子さん。魚信・松林寿美恵が応対)

魚信の魅力は建物と料理。歴史ある建物は明治時代に建築された部分も残る数寄屋造りで内装も細部まで趣向が凝っており、純和風な気品のある堂々とした構えだ。部屋の窓からは水道を行き交う船を眺めることができ、波の音まで聞こえてくる。

料理は尾道の魚を中心とした京風会席で、料亭というだけあって目でも楽しめ、食事のペースに合わせて出来立てを一品づつ頂ける。また1日に数組しか受けないので、街の喧騒を忘れ、くつろぐことができる。

「旅館は日本の文化」と言う主人。尾道の文化である建物、料理を守りながらも開かれた宿を目指す。旅館の変わらない姿勢が心地良さを引き出し、尾道に来たという旅情をいっそうかき立ててくれる、そんな宿である。

季節限定のオコゼやアコウ料理は絶品

一泊二食 15,000円〜
(満点お店情報より)
駅・旬彩 
提供JR西日本 
制作ジェイワークス

JR山陽本線尾道。
瀬戸内に面した尾道は坂の町。石垣や古い路地が続く港町だ。秋の一日、
尾道を旅してみよう。

瀬戸内の名物ともいえる尾道ラーメン。いりこだしでとるスープはあっさりとした醤油味。素朴な味に飽きることがない。

映画の町としても知られる尾道、郷愁を誘う町並みは幾度となく映画の舞台となってきた。当時の町並みが今も変わらず残っているのもこの町のいいところだ。

秋は海の幸も旨い。前浜でとれたばかりの魚介類は潮の香りが一層際立ち、味わいも増してくる。景色を眺めながらのご馳走はまた格別だ。

千光寺は小高い山に建つ眺めの良い寺だ。眼下に広がる尾道の町。瀬戸内の島々。最高の眺めを楽しむ。坂の町尾道、何時来てもぬくもりに出会える町だ。

  尾道へ秋声寄せる瀬戸の波

JR西日本の提供でお送りしました。

 尾道美味探訪 日帰りエキスプレス 
大阪から尾道までのJR往復切符と昼食がセットになって大人お一人13,500円ととってもお得。

昼食は魚信での秋の瀬戸内会席。
   
尾道散策にお得な割引券などの特典つきです。
お申し込みお問合せはJR西日本の主な駅へ。詳しい内容は駅備え付けのパンフレットをご覧下さい。

(制作協力インスピレーション
制作テレビ大阪
  Jワークス
2003年10月14日放映より引用)

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中国放送 RCCテレビ
川島宏治の広島大百科 


グルメ弁当【ぐるめべんとう】

「おのみちグルメ弁当」は、特製の共通のお弁当箱を使っています。お弁当箱のキャンバスに、どんな料理の絵を描くか、料理人のウデの見せ所。以下紹介するのは全て、3000円で、予約が必要です。11月17日まで

問い合わせ先/グルメ・海の印象派―おのみち―0848−25−3863

事務局/0848−25−3863

いつもは敷居の高い割烹旅館も、グルメ弁当なら、気軽に入れます。ここ「魚信0848−37−4175」のミニ会席弁当は、コースなら5000円以上もする料理が使われています。どれもおいしいのですが、絶品は、穴子寿司。魚信のもうひとつの名物は、窓から眺められる、尾道水道です。前日要予約、無休

(中国放送 RCCテレビ
川島宏治の広島大百科 毎週月曜〜金曜 午後4時〜午後5時 1998年10月8日放送より引用)


春の尾道【はるのおのみち】

尾道駅の前から30分おきに出ているレトロバス(尾道スキップライン)。大人300円の乗り放題の乗車カードを買うと、千光寺山ロープウェイの料金をはじめ、様々な割引がある。市内一周は25分。一応バス停はあるが、乗り降り自由。気に入ったところで降りらる。
まずは、バスで7分、長江口で降りて、桜が満開の千光寺公園に到着。文学の小道も有名。
3日前に予約をしておくと、シルバー観光ガイドの方が案内をしてくれる。園内には、25の文学碑があり、ガイドの方のお話をききながら碑を見ると、より印象深いものになる。文学の小道以外にお寺なども案内してもらえる。観光ガイドのお問い合わせは、尾道シルバー人材センターまで。

文学の小道を歩いた後は、少しひとやすみ。園内の中にある欧風料理「プティ・アノン」でお茶をいただくことに。お店の中はしゃれた感じで、フランス料理を中心としたお食事もいただける。またここからの眺めは最高。尾道水道が一望でき、桜の時期はまた格別。ここのおすすめはケーキセット。いちごのショートケーキは、「プティ・アノン」の手作りで、ボリューム満点。お昼のランチは1300円から。(水曜日定休 営業時間は午前11時30分〜夜10時)夜の尾道も楽しめる。

続いては、料亭旅館「魚信」。映画「あした」で多岐川裕美の家としても使われた、160年以上続く老舗の旅館。こちらではお昼の会席がいただける。前日までに予約をすると、お昼のみのお得な会席、旬の味がゆっくり楽しめる。

最後は、尾道の新しいスポット、ピザ専門店「ら・ぽると」。米蔵を改造して作られたお店。ここではイタリアから輸入した石釜を使って、薪でピザを焼いている。


(中国放送 RCCテレビ
川島宏治の広島大百科 毎週月曜〜金曜 午後4時〜午後5時 1998年4月10日放送より引用)
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TBS情報もぎたてサラダ


瀬戸内海の味覚満喫!
広島・尾道の旅


(料亭旅館 魚信の土壁の塀から玄関に進みながら)
旅館でないみたいですけど旅館なんですよね。なんか美味しいお魚が食べられそうな
お名前ですよね。
こんにちは。
>はい。

どうも。木之内です。今日はよろしくお願いします。
>いらっしゃいませ。ようこそ。

何か、泊まらせて頂いて、美味しい物を食べさせていただきに来ました。
>お待ち申しておりました。どうぞ。

失礼します。
階段も廊下もピカピカですね。
>そうですか。古いんですよね。

古くても、これだけピカピカだと気持ちいいですよね。
>どうぞこちらです。

(2階須磨のお部屋へご案内)
和室の落ち着いたいい部屋ですね。部屋もさることながらこの景色が・・・。
>尾道水道です。

すぐ海というか、突き出ていますか。浮いているような感じですね。
>お船の上にいるようでしょう。
潮の香りがする。

<<この日お世話になる料亭旅館魚信は尾道水道に面した老舗旅館、ご覧の通り、
眺望は抜群です。もちろん眺めだけでなく、地物をふんだんに使った料理には定評がある。
先付から一品ずつ運ばれてくる会席料理は料亭ならではの盛り付けと味にこだわった
ものばかりです。>>

(小海老の黄味噌和え)

これ海老を茹でてあるんですよね。柔らかくなっていますね。あっさりとした味付けで。
(油目葛打ち)

このお椀は何でしょうか
>油目葛打ちです。この辺は油目といいますが、関東ではアイナメというん
じゃないですか?

アイナメのことを油目って。
>この辺ではいいます。

いい味ですね。いいお出汁がでています。もう身がつるつるして光っていますね。
葛が乗っているんでツルンと入っていきますね。
>美味しいですか?

美味しい。
(鯛・ヒラメ・サザエの刺し身)

>鯛とヒラメとそしてサザエのお刺し身です。

サザエまでありますか。今一番瀬戸内で美味しい鯛です。・・・コリコリしている。
>活きがいいですからね。

美味しい。サザエもいただきますか。・・・。
>いい音していますね。

これが気になっていたんですが。
(ワタリガニの酢の物)

>ワタリガニなんです。この辺でとれるんですよね。

いるんですか?
>います。土佐酢をつけて召し上がってください。

そうですか。カニの身を・・・割とこの、しっかりとした味のカニなんですね。
>さっきまで、これも活きとりました。

そうなんですか。味噌が美味しそうなんですがこれちょっと、ガブッといっても。
>いってもいいですよ。お上品に食べていたら食べにくいんですよね。

  ですよね。

<<そこでガブッといっちゃいました。そして最後はやっぱりコレ!カニミソを
溶かした甲羅酒>>

>これちょっと混ぜて。

<<これがまたたまらないんですよね。>>
ワーッ。ずっと飲んでいたいですよね。おいしいっ!


瀬戸内の海の幸を堪能する尾道の旅 
TBS情報もぎたてサラダより引用。

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フジテレビ

「新・諸国漫遊記」しまなみ海道特集に関連して魚信が
レポーター中村梅雀さんにて取材されました。

「中村梅雀の 橋ができるまで待てない!!
 尾道〜芸予諸島〜今治ルート縦断の旅」

『平成10年全線開通予定の尾道・今治ルート。本州から四国に至るその海と島の道を車で走破する』
そんな目的を胸に秘めて、尾道駅前に降り立ったのは中村梅雀さん。(平成10年2月20日)

魚信旅館

今夜の泊まりは海沿いに建つ料理旅館。
灯りのともる黒塀を入ると掃き清められた玄関。
部屋から眺める海・向島の風景も贅沢に感じられる。
夜の料理を楽しみに一服。
海沿いは行き交う渡船、佇むアベック。尾道らしい夕暮れ。

中国放送テレビ
平成6年11月24日取材

「西日本8局年末特番おもしろ大発見!」



北村武子アナウンサー

ここが、私のお薦めの宿・魚信です。
数寄屋造りの建物!風情があるでしょう。
こんにちわ!お世話になります。
私は、マンションに住んでいますのでこういう所に来ると何かホットするというか、落ち着くんですよね!

これが、今夜の私の夕食・豪華でしょう。
ご覧ください!色といい、形といい、見事な鯛でしょう。広島に旅して、瀬戸の魚を口にしなければ心残りこの上なしです。
たっぷり歩いておなかを空かしては来ましたけど全部食べられるかしら?ちょっと心配だけど・・・。
こちらの料理のモットーは、素材そのままでは出さない、必ず食べやすいように、しかも美味しく腕を振るってくれるんです。
それでは、いただきまーす。
もう駄目!お腹一杯!これ以上食べるとお腹が破れてしまいそう。ご馳走様でした!

それじゃ、今度は、目のご馳走を!
すぐ目の前を舟が行き交います。そして、手を伸ばせば届きそうなところまで海が迫っているんです。
今が夏なら飛び込んで泳ぐんですが、季節は冬!釣り糸でもたらして魚が掛かるのを待ちましょうか?
兎に角、ここでは、すべてがゆっくりと流れていきます。
毎日を忙しく過ごしている皆様に、私・北村が自信を持ってお薦めします。まー騙されたと思うて来てみんさい!

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